月の砂漠より

らくだの背中から眺めた人間模様をつづります

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見も心も凍る体験

いや~、某国付近、ここ数日で急に冷え込んできたわねえ。
オアシス村付近でも、アイスワイン(凍るまで枝にへばり付いとった、しぶとい葡萄から作る特別なワイン。糖度もお値段もとびっきり高い!!)用の葡萄の収穫がやっと可能になったらしいわなも。
なんだかね、気温がマイナス7度にならんと、収穫できんらしいのよ~。
ってことはさぁ、収穫しや~す方々、そんな寒い中で作業しとりゃ~すのね。

寒いといえば・・・。

いつもブログを通して楽しく交流させてまっとる鯨もん。さんの避難訓練のお話を読んどって、らくだ自身の身も心も凍るような、さっぶぅ~~い体験を思い出してまったの。

鯨もん。さんは、意識不明の重体患者さんっちゅう役柄を仰せつかって、カーテンに包まれて、階段をおりる・・・っちゅう、これまた痛い経験だったんだけどね、らくだはスキー場。
今から15年くりゃ~前のことだわなも。

オリンピックのスキー競技でも使われることになっとった長野県の某スキー場。
長野オリンピックより前に、ワールドカップが行われたのね。
わざわざ見に行ったわけじゃないけど、スキー場に到着して、ワールドカップのことを知ったもんで、観戦することにしたわけ。


ところがねぇ、雪がひどくって、視界不良ってことで、ワールドカップは延期に・・・。
折角だからって、ワールドカップに参加する選手が滑るすぐ横にあるコースを滑ることにしたわけ・・・。

今から思えば、無謀だよね~~。
トレーニングを積んだ選手たちが滑るような場所(もっと簡単なコースだろうけど)をさぁ、トレーニング積んだ選手たちでさえ「危険だ」と思われる悪天候の中、滑ろうとしたんだでね。

友達は、途中で身の危険を感じて、板を外して、歩いて降りていくことにしたんだけど、負けず嫌いのらくだは、「もうちょこっと頑張ろう」って思った。
そしたらさぁ、コブに足を取られて、転倒。
大して痛くもなかったもんで、立ち上がろうとしたら、膝に力が入らん。

捻挫かな・・・。

板を外して、歩くしかないな・・・。


って、諦めて、取り合えず、転がったまま板を外そうとしても、左ひざが曲げられん。
じん帯を痛めたんじゃにゃ~きゃと思ったのは、その時。

上のほうから、ゆっくり歩いて降りてきた友達に、「係員に助けを呼んで欲しい」ってお願いして、その場で待つこと20分ほど。
(えっとね、ワールドカップのコースって、選手たちが滑ると、どぇりゃ~短く感じるけど、実は長いんだよ~~)

その時点で、既に凍死するかと思うくりゃ~冷え切ったらくだ。


ところが、救助隊が到着して、「マジかよ??」って思ったんだわね。
っちゅうのもさぁ・・・・。


今時何処にでもある、雪上車の救助隊じゃなかったの。

ストック持たず、板だけつけたおにいちゃんが二人・・・。
毛布にらくだの体を包んで、その上から、ビニールシートみたいなもので包んで、


らくだのミイラ、いっちょあがり!!


で、ミイラ状態のらくだの前後に、お兄ちゃんが一人ずつ。
ビニールシートの前後を両手で持って、ゆっくり、ゆっくりとボーゲン(足を逆ハの字にする滑り方ね)で滑ってく・・・。


ちょっと~、まるで、亡くなった人みたいだがね~~。



でね、いくらビニールシートと毛布に包んでくれても、背部全体が雪の上を直接滑ってくわけ。
半端じゃなく寒いの。
せめてさぁ、使い捨てカイロとか、毛布の中に入れてくれてもいいのに・・・。


あんまりにも寒かったもんで、体を温めようかと、腕をバタバタ動かしたらね、「動かないでください。動いたら体力を消耗しますよ。」と叱られたし。
すでに救助されとる身分で下山したら、診療所で見てもらうつもりだったんだで、体力を消耗しようが関係ないだろ・・・と思ったけど、反論して見捨てられたら困るで、おとなしくしたわよ。(結構、小心者なんです。)

友達がタクシーも呼んでくれて、一緒に白O診療所へ行って、研修医のバイトだろうな・・・と思える若い女医さんにレントゲンを撮ってもらったらね、骨折しとったらしい。
かなり分かりにくい骨折でね、実家近くの大き目の病院の整形外科の先生が、「この安っぽいレントゲン写真だけで、よく見つけたね。」と驚いとった。

もともと、温泉でも入りに行こうかって提案した友達に、一回だけ滑ろうよ・・・って言ったのは、らくだ。
すっかり迷惑をかけ、申し訳ないやら、恥ずかしいやら・・・。

心も体も冷え切った救助劇がトラウマとなり、その後、一度だけスキーに行ったものの、滑り始めてすぐにリタイアして、ロッジでお茶して遊んでました~。(いや、実はひざが痛くて滑ることができないだけなんだけど・・・上にも書いたけど、じん帯を痛めて、完全に治らんかったの。)



ちなみにね、某国にも職場での避難訓練ってあるんだよね。
自然災害じゃなくって、工場での火災とか爆発とか・・・。
某大手化学会社の避難訓練は、どぇりゃ~気合が入っとったらしいよ~。
シェイクが職業柄、立ち会ったんだけど、爆発事故の怪我人に映画のメイクさんかと思うような特殊メイクが施されたらしい・・・。

「そこまでやるか??」と突っ込みたくなるよねぇ。
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*Comment

pharyさんへ 

> 私実は学生時代スキー部でした。
*********
何と、学生時代はスキー部でしたか。
スキー部の方々は、すごいスピードで滑るわけですから、怪我も大きくなることが多いそうですね。
そりのようなもの・・・。あったかどうかも覚えていないのですが、なかったような・・・。

> 一番ショックだったのはある試合のときに転倒した前走者が起き上がれないでいるところに後走者が突っ込んで転倒というか吹っ飛んで首の骨を折って即死したのを目の当たりに見たことです。しかもなくなった後走者が私たちの泊まっていたペンションのお嬢さん(中3)だったのです。らくださん、足の骨折だけでよかったですね。
***********
何と!! そんな恐ろしい事故が・・・。
私、以前、オーストリアのスター選手がなくなる場面をたまたまテレビで見てしまって、それ以来、スキー部には入らない・・・と決めたのですよ。

> <「この安っぽいレントゲン写真だけで、よく見つけたね。」と驚いとった。>
> スキー場の診療所の先生達は場所柄骨折や捻挫は見慣れているので、というかそういう診断治療(ギプス巻きとか)だけはすごくうまいです。
*********
なるほど、そういうことですか。
確かに、症例数こなしていれば、「どこを見なければならないのか」もよくわかっていますものね。
  • posted by らくだのせなか 
  • URL 
  • 2012.01/20 09:31分 
  • [編集]

amyさんへ 

> らくださん、ご苦労様でしたね。
******
あのころはね、15年後にブログねたになるなんて、思っても見なかったから、ほんと痛くて寒くて悲しかったわ~。

> イタリアの座礁事故でもそうだけどいざと言う時の準備が大切よね。
> 日本ってそういうのあまり出来ていないんじゃないかな、と思います。
***********
そうなんだよね。いざという時に、どう対応できるかって大事。
でも、地震のときの行動は、私、日本人は立派だと思うわ。
某国人だったら、ほら、震度3程度でも他人を押しのけて、我先に建物の外に飛び出しそうよ。

> ワタシIKEAの避難訓練に巻き込まれた事有ります。
> 訓練って言わないの。
> 非常事態とも言わなかったけど。。。
> 客には迷惑な話だけど、危機管理は必要よね。
*******
へぇ~、貴重な体験でしたね。
私も某国で避難訓練、してみた~い!!
この国は、有事の際のシュミレーションとか好きなんだよね。
鳥インフルや豚インフルでも大流行した際の対応策とか、企業でも取り組んでたりして・・・。
その割には、放射能問題なんかが持ち上がると、我先にって逃げたけど。
  • posted by らくだのせなか 
  • URL 
  • 2012.01/20 09:22分 
  • [編集]

鯨もん。さんへ 

話題の提供、ありがとうございました~。

> らくだのせなかさんと同じ体験! 鯨もん。もしておりまする。。
> 学生の時のスキー実習で。。 場所もたぶん同じかと・・
> 鯨もん。は転倒して起き上がろうとした時に、転倒したまま落ちてきた人とぶつかって、
> 板が大腿部にグサッ!って・・
> あの時の痛さと寒さは、ハンパねぇ~ですな!!
> 救助隊が神様に見えなかったですわぁ~
*************
い、板が大腿部にぃ~~??
そりゃ、骨折よりも痛そうです。
しかも、同じ場所って・・・。
  • posted by らくだのせなか 
  • URL 
  • 2012.01/20 09:16分 
  • [編集]

 

アァ、思い出す、、、。私実は学生時代スキー部でした。ま、へっぽこスキー部員だったから無謀はせず(出来ず)危険な目にあうということはありませんでしたけどね。一度私の目の前で派手に転んだ某強化選手、立ち上がる前に乱れた足を整えようとしたら片脚が絶対ありえない角度に曲がっていました。本人より見ていた私のほうが心臓が止まりそうでした。彼も青いビニールシートでグルグル巻きにされてやはり前後を救助隊員にもたれて横たわったまま滑り降りていきましたが、さすがに簡単なそりのようなものの上に乗せられていましたよ。
一番ショックだったのはある試合のときに転倒した前走者が起き上がれないでいるところに後走者が突っ込んで転倒というか吹っ飛んで首の骨を折って即死したのを目の当たりに見たことです。しかもなくなった後走者が私たちの泊まっていたペンションのお嬢さん(中3)だったのです。らくださん、足の骨折だけでよかったですね。
ところで
<「この安っぽいレントゲン写真だけで、よく見つけたね。」と驚いとった。>
スキー場の診療所の先生達は場所柄骨折や捻挫は見慣れているので、というかそういう診断治療(ギプス巻きとか)だけはすごくうまいです。
  • posted by phary 
  • URL 
  • 2012.01/19 19:49分 
  • [編集]

ぷぷぷ。 

らくださん、ご苦労様でしたね。
イタリアの座礁事故でもそうだけどいざと言う時の準備が大切よね。
日本ってそういうのあまり出来ていないんじゃないかな、と思います。

ワタシIKEAの避難訓練に巻き込まれた事有ります。
訓練って言わないの。
非常事態とも言わなかったけど。。。
客には迷惑な話だけど、危機管理は必要よね。
  • posted by amy 
  • URL 
  • 2012.01/19 10:48分 
  • [編集]

体験済み!! 

v-22日本時間でこんばんは。
話題提供しました鯨もん。です。。
らくだのせなかさんと同じ体験! 鯨もん。もしておりまする。。
学生の時のスキー実習で。。 場所もたぶん同じかと・・
鯨もん。は転倒して起き上がろうとした時に、転倒したまま落ちてきた人とぶつかって、
板が大腿部にグサッ!って・・
あの時の痛さと寒さは、ハンパねぇ~ですな!!
救助隊が神様に見えなかったですわぁ~
  • posted by 鯨もん。 
  • URL 
  • 2012.01/19 10:18分 
  • [編集]

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